CAPA主催の写真教室がツインリンクもてぎでおこなわれました。S耐最終戦をテーマにもてぎ、ニコンの協力で土日、各5名の生徒で開催しました。
今回は特別な試みとしてコースサイドからの撮影を体験していただきました。土曜日はスタートの1コーナーとV字コーナーで、日曜日はオーバルでのレースだったので、スタートは第1ターンのイン側、その後は第1ターンのアウト側カメラホールからという、普段体験できない場所から撮影しました。もちろん安全を第一とし私とOカメラマン、もてぎ、CAPAのスタッフが注意を促すかたちで進められました。普段金網の外から撮っている方達にとっては、楽しい経験になったと思います。最初は戸惑いがちな参加者も次第に慣れてきて、ちょっとしたアドバイスでかなり良い写真が撮れるようになりました。レース写真に限らず、そのジャンルで撮り方は異なります。レースはレース式の撮影をすることにより、ずいぶん良くなるはずです。そして、カメラの性能を上手く使いこなせば、充分な写真が撮れるでしょう。今回の参加者の方たちにもそのあたりを特に伝えました。結果、かなりの写真が撮れたと思います。詳細は次号CAPAでご覧ください。

日曜日はオーバルコースを使った、スペシャルレースがおこなわれました。1998年のGTオールスター戦のようにシケインを使ってのレースでした。このレースも土曜日の最終戦同様、50号車のBMW Z4が優勝しました。
スポットでエンドレスZに乗った荒選手、我々の撮影会の講習会場に現れ、参加者にとっては楽しい一時となりました。
今回の撮影会、今後も続けて行きたいと思っています。モータースポーツを撮るアマチュアカメラマンがより楽しめるように、サーキットにも働きかけるつもりです。皆さんのご意見も聞かせてくださいね。