小林 稔の乗るCAR撮るカー

今回、鈴鹿へはダッジJCで行きました。このJC、海外試乗会、国内試乗会と何かと縁があったのですが、なかなかゆっくり運転することもできなかったのでお借りしました。



７人乗りですが、３列目を倒すと２人のカメラマンの機材と２泊分の荷物を楽々と飲み込みます。ゆったりとした乗り心地で長距離ドライブも楽々でした。肩肘を張らずに乗れるクルマ、そんな印象のJCでした。
  

SUPER GT第２戦は鈴鹿で開催され、終盤トップに立った立川・ライアン組のレクサスSC430が優勝しました。ポールポジションからスタートした本山・トレルイエ組GT-Rは残り６周までトップでしたが、タイヤトラブルのため後退してしまいました。レースは残り４周でシケインで起こったクラッシュによりセーフティカーが入りそのままゴールをむかえました。



GT300は今回から出場の木下・影山正美組のポルシェがハンコックタイヤにとっての初優勝を飾りました。正美選手は「CAPA」応援ドライバーです。彼の写真を撮った方、ぜひ今年も「流し撮りGP」に投稿してくださいね。



今回、面白いモノをテストしてみました。ホットシューに付いているのは、ニコンから出ているGPSユニット GP-1です。これを10ピンターミナルにつなぐとEXIFに位置情報が書き込まれます。ニコンViewNXで開くと地図上で撮影ポイントが表示されます。どこのコーナーで撮ったかはもちろん、同じ２コーナーでも移動したこともわかるほどの精度です。もっと面白い使い方がないか、模索中です。  

福岡で開催された、Jeepのイベントに行ってきました。「2009 Jeep EXPERIENCE Caravan」と呼ばれるこのイベントは全国11カ所で行われますが、ここ福岡がスタートとなります。福岡イオンモールの駐車場に特設のコースを作り一般の方にJeepを体験してもらうイベントです。



サイドバンクと呼ばれるこのセクションは傾斜角が38度という鉄骨で作ったコースを走ります。プロドライバーが運転するので安心です。



クロスアクスルは外から見ているとスゴイ動きをしていますが、ねじれに対するボディ剛性の高さを確認できます。
次回は25~26日、沖縄で開催され、その後、札幌、東京、石川と続きます。ゲームやキッズコーナーなどもあるので、ご家族連れでも楽しめます。お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。  

今シーズンのフォーミュラ・ニッポン開幕戦は富士スピードウェイで開催され、トレルイエ選手が２年ぶりの優勝を飾りました。スタートでは混乱があり、また随所でバトルが繰り広げられて、撮りがいのあるレースとなりました。



また、ストレートエンドから見るバトルはオーバーテイクシステムのランプが点滅して、よりいっそう楽しむことができました。このシステムの使い方はドライバーによって違うので、このあたりの駆け引きも面白いところです。



このカメラ、なぜサランラップに包まれているかというと・・・。
答えはここのちょっと下に。
今年もオフィシャル・カメラマンとして１年間撮り続けます。写真をより見ていただくために、予選速報新聞をカラー化したり、公式ホームページも充実させていきたいと思っていますので、ご期待を！
  

フォーミュラ・ニッポン開幕戦の富士にやってきました。まずは例年通りドライバーの集合写真から。



今回富士に乗ってきたのは、クライスラー・グランドボイジャー。スタイルはもちろん、先代から大きくリファインされたハンドリングで、一般道も高速道路も快適です。



広い室内は長尺な物も飲み込みます。この長モノ。何に使うかというとこれです。少し下にスクロールしていただくとわかるように恒例のドライバー全身撮影のバック紙でした。
このページ、下に行く途中に楽しげな私の写真もありますが、「忙中閑あり」というところでお許しを。  

先月、もてぎでのフォーミュラ・ニッポンのテストで、S2000の助手席から撮った写真はこれでした。CAR GRAPHIC５月号で何と塚原編集長が今シーズン登場するニューマシンFN09を試乗したのです。詳細はぜひ、CGを読んでください。



そして上の写真と同じ５コーナーでいつものようにコースサイドから撮った写真です。同じ場所でもこんなに変わるものですね。それにしても、並走で撮るフォーミュラカーは新鮮でした。このチャンスをいただけたことに感謝です。
さて、このフォーミュラ・ニッポン、今週末にいよいよ富士で開幕です。どんなレースになるか楽しみですね！