スタートで本山、高木選手がエンスト、ポールのトレルイエ選手はフライング、そして中盤からは雨が降り出すという混乱のレースを制したのは、今シーズンからPIAA NAKAJIMAから参戦するロイック・デュバル選手だった。
トップも何度も入れ替わり、レース展開は面白かったが、何よりも我々を楽しませてくれたのは、トレルイエ選手だ。フライングのペナルティ、タイヤ交換でのトラブルと最後尾まで落ちてしまうが、雨を味方にスリックのまま、どんどん順位を上げていく。最終ラップのシケインで3位にあがり、見事に表彰台。去年からハラハラ・ドキドキのレースを見せてきたが、今年は結果が伴うハラハラ・ドキドキのレースに期待していますぞ、ブノワくん!