SUPER GTの最終戦はツインリンクもてぎで行われ、2位に入った小暮・デュバル組のHSVがチャンピオンを獲得しました。
ポールポジションからスタートしたデュバル選手のHSVに対し、5位からスタートしたロッテラー選手のSCが次第に順位を上げ、19周目にはトップを奪いました。両車ピットインした後は、SCは脇阪選手、HSVは小暮選手がドライブ、ここからSCが優勝するゴールまで素晴らしいバトルが展開されました。2位でチャンピオンが決まる小暮選手でしたが、攻めのレースでトップを狙います。受ける脇阪選手もクリーンなバトルを展開します。こういうシーンを撮影できる時はカメラマン冥利につきます。この激しい戦いを切り取ることはレーシング・フォトグラファーの喜びです。二人に感謝です!
そして優勝記者会見で脇阪選手の「自分なら2位キープでチャンピオンになれるならば無理をしない。それでもトップを奪おうとする小暮選手のファイトをドライバーとして尊敬する。そして自分もこれからもアグレッシブに走る。」と言っていました。この言葉に感動です。ライバルを称賛できる、素晴らしいことです。こんなに爽やかな気持ちになった記者会見は初めてかもしれません。
GT300クラスは、星野・柳田組のトミカZが序盤から素晴らしいスピードで優勝を飾りチャンピオンを獲得しました。苦労の多かったシーズンのようですが、長谷見さん、星野・柳田選手、おめでとうございます!
チャンピオンは決まり、SUPER GTのグランドフィナーレです。長かった今シーズンは終わりましたが、まだ11月に富士のスーパースプリントがあります。土日にそれぞれGT500、GT300のスプリントレースが行われます。そしてフォーミュラ・ニッポンも!
私は来週は岡山WTCC、次は鈴鹿でフォーミュラ・ニッポン最終戦、そして富士のスーパースプリント。まだまだ続きます・・・。
Posted by minoru_k at 21:10│
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脇阪選手のコメントはいいですね。2位でもタイトルをとれるのに勝ちにいった小暮選手も立派です。こんなレースをしていれば観客も集まりますね。私はFSWのネコヒスにいってこのレースを見ることができませんでした。残念。